サクラマスジギング限定カラー
Gummy, Gummy fat,
KEI JIG and
KEI JIG Sharp
for Sakuramasu Jigging
2023年 サクラマス リミテッドカラー
〜今季のLtdカラーはGummy, Gummy fat, KEI Jig, KEI Jig Sharpに3パターン〜

近年、益々人気になり冬からのオフショアゲーム定番となりつつある《サクラマス・ジギング》。
サクラマスゲームに特化したカラーパターンを組み、北海道アングラーのご協力を元に23年度の限定カラーを組んでみました。
今回ボディーには波打つ模様をエッジに添わせて配色し、ジグのシルエットを細く見せる効果を共通のパターンで取り上げてみました。
新時代のメタルジグに、フラッシング効果を取り入れた北海道発進カラー。

2022年はガミー、ガミーファット、ケイジグ、ケイジグシャープの4アイテムでカラー展開




No.65|チャートパープル/ミラー


【カラー解説】
No.66|ホットタイガー/ミラー


【カラー解説】
No.67|グローコーチ/ミラー


【カラー解説】
No.67 グロー発色の状態見本

Gummy
No.65|チャートパープル/ミラー


No.66|ホットタイガー/ミラー


No.67|グローコーチ/ミラー


Gummy fat
No.65|チャートパープル/ミラー


No.66|ホットタイガー/ミラー


No.67|グローコーチ/ミラー


KEI Jig
No.65|チャートパープル/ミラー


No.66|ホットタイガー/ミラー


No.67|グローコーチ/ミラー


KEI Jig Sharp
No.65|チャートパープル/ミラー


No.66ホットタイガー/ミラー


No.67|グローコーチ/ミラー


アクション解説
サクラマスジギングでのGummy、Gummy fatの操作方法を動画と共に解説いたします。
正規付け
動画はシャクリの強弱により動きが分かりにくい場面がありますが、シャクリ上げからフォールへ移行する際、横向きからウォブリングする前に一瞬【間】があり、その後に斜めにフォールします。
このフォール姿勢が【誘い】と考えていいと思います。
バイトはフォール姿勢に移行する一瞬の【間】の時と考えてます。
柔らかめのロッドで持ち上げる感じで上げ、ティップを使ってフォール姿勢を作る。 このジャークがガミー最大のアプローチだと思います。
逆付け
●主に潮が緩い時
●ロングジャークにアタリが集中する時
●フォールでのバイトが多い時
上記の様な状況の時に【逆付け】が効果的と考えてます。フロント重心のガミー特有の滑り出しフォールの演出が容易になります。
またジャーク幅で滑り出しフォールの距離もラインにテンションをかけることで簡単に調整できます。
やはり柔らかめのロッドで持ち上げる感じで上げ、ティップでフォール姿勢を作るのは正規付けと同じですが、逆付けした場合は十分なラインスラッグを作る事を心掛けて下さい。正規付けの時の【間】が無くなりフォール姿勢に移行します。
フォールの距離はリールもしくはロッドでラインスラッグを取り除けば簡単に調整できます。
ラインスラッグ量が多いほど、フォールは長くなります。
サクラマスのバイトについて
ノーマル状態とブラックライト照射時




スピニングによるサクラマスジギングの可能性
ジグはガミーファット130gからスタート
メタルジグは130gのガミーファットジグ。平たい形状を選択芯にしたのではなく、探る層の浮遊効果を最初は優先した。ブリやヒラマサを狙う正規の装着法で行い、アシストフックはセンター側だけにした。私はこれまでサクラマスを狙う際、一度もセンター(フロント)、リアのダブルフックポジションで釣りをした事がない。周りは全員メタルジグ上下にフックを装着している。
私は新参者、後発からのトライなだけに、それならばセンターフックだけでのスタイルを貫いてやろう。貫く事でみえて来る必要性や思考案が湧き出て来るはず。魚がいる事がわかったのだから、釣り方は少し探ってみたい、と感じたのだ。ブリやヒラマサを狙う様なスタイルなら引出しもたくさん持っているぞ。サクラマスに因んだ知識は乏しくても、メタルジグを操作する知識で狙っていこう、と動き始めた。

ガミーファットジグ130g 正規付け
ガミーファットジグ130g 逆付け
太平洋側白老沖の時と同じくガミーファットジグの逆さ付けにすぐ変更する。逆さ付けをする効果の一番は、ジグのしゃくりを止めた際に落ち込む動きがバックスライドとなり、その動きが抜群にサクラマスを追わせるのだ。ではサクラマスにガミーファットジグの存在を知らせるのは、表と裏のカラー違いによるフラッシング効果。これが、深くでも水深50m程度での釣りの面白味であり、魚を寄せるフラッシング効果を使い、ジグの形状を利用したアクションを取り入れ、魚を追わせるバックスライド効果で釣果に結びつけて行くのだ。
これに気付いてからのサクラマスジギングと言う釣りはバーチカルイメージの釣法からリトリーブ釣法へと点を繋ぎ合わせ線に結び付けていった。こうなると、ガミーファットジグのバックスライド効果だけではなく、バックスライドがノーマルでの動きとなっているケイジグ150gでも試してみた。
ケイジグ150g
このケイジグ150gの特徴は、本来はしゃくり続けなければ何の魅力もないジグ。ブリを狙う際、ワンピッチアクションでリトリーブスピードのインパクトを変えてアクション変化を付ける形状のメタルジグ。これを30mの層にどう取り入れていくか、で釣果につながるわけだ。さっそくトライする。
ケイジグ150gを軽くアンダーキャストする。ライトタックルなだけに飛距離は相当なもの。50m程飛ばし、3色カウントをして、しゃくり始める。
このジグの形状をもう一度説明する。ケイジグはしゃくり始めれば頭からの引かれるがままにウォブリング姿勢でアクションする。しかしリトリーブを辞めた時におきる動きはバックスライドポジションになり、リトリーブをし続けなければ失速してお尻から沈んでしまうのだ。これ、ガミーファットジグの逆付け装着と同じアピールが出来上がる。
これを長い線の間に何度か取り入れる事により、よりルアーアクション時に誘い食わせの出来る面白さが作り出せたのだ。北海道アングラーの加藤達也さんはその様子を見て目を丸くした。最初は偶然だった、ときっと思っていただろう。しかし、同じ理論で次の魚を上げると疑いの目は、関心に変わり口をあんぐりとしていた。一部始終を見ていた加藤さんにiPhoneで動画を撮影してもらった。

スピニングタックルでの理論的な狙い方
スピニングタックルによるサクラマスジギングのスタートからの解説。口にしてその状況を伝えながら釣りを見せる。もし私の中でこの釣り方に迷いがあったならば、こんな解説しての撮影などしない。確たる自信があったからだ。この層をこう操作させる事で「グッ。ヒット」魔性のダンスはサクラマスに効く。
実際にカメラを回して解説しながらサクラマスの口を使わせてみせた。加藤さんは「やりますねっ」と褒めてくれながらカメラを撮り続けてくれた。スピニングタックルでの、理論的な狙い方でキャッチした今回のサクラマス。日本海側、積丹半島エリアはサクラマスのキャッチ数に「定数」がある。これは詳しくはわからないが水産庁と漁協との約束事としてあり、1日のひとりの捕獲量が決められているのだ。北海道全周に渡り、海で釣るサクラマスの捕獲数が地域によって違うのは何ともまた頭を捻る事であるが、そのルールに従い釣りをこれまでも続けてきたのが事実。捕獲量が決められているならば、と私はそれ以上の数に満たない時からリリースをやってみた。
次のオホーツク海サクラマスジギングはスピニングタックルによる釣果をタグ&リリースする事を目標にしたい。積丹半島でのサクラマスジギング、またひとつ勉強になったのであった。


お求めは北海道、東北各小売店様にお問い合わせください。
早くからGummy、Gummy fatの持つ動きがサクラマスジギングに有効であることに着目し、有効なカラーリングを追求して来ました。
厳冬期の熱いサクラマスジギングに是非トライしてみてください!